朝。
カーテンの隙間から、朝日がこぼれる。


『……んっ……ふっあぁぁー』


で、その朝日がまぶしすぎていつもよりも早く起きてしまった私、真水愛菜。


『うぅー。朝日のバカヤロー‼︎
いつもよりかなり30分も早く起きちゃったじゃん!もー‼︎』

そう、ご察しの通り私はすっごく寝起きが悪い。朝日に八つ当たりするくらい。


だけど……


『今日はいっか。
特別な日だもん!』


そう、特別な日。