悲劇の少女と最悪の予言

部屋に着いた時、夜月は私が抱いていた手から降りた。


「ライってやつ…彼奴知っておったな。わいが、喋れること。」

え?喋れるの?


でも、所々イントネーションとか、一人称が可笑しい。


私が目を見開いていると、夜月が言った。

「わいが喋らんと思ったんか?それは低級だけや。と言っても他の奴等には伝わらんがな。」


『どういうこと?何で伝わらないの?』


『それが、主とわいらの特権や。少々面倒やがな。』


その後に聞いたのが、
この喋り方は……ハマっているかららしく、動揺してれば普通の喋り方という事と。


あとは、リミッターが解除されれば本来の姿となる。

そして、普通の喋り方になるらしい。


理由を聞くと、威厳がなくなるからなんだってさ。


案外、夜月の話は面白くて笑い疲れてしまった。


部屋についてるお風呂に入り、ベッドへ倒れこんだ。


『明日学校なんやろ?もう疲れてるはずや。おやすみ……綺琉…。』


綺琉は夜月が言い終わる前に寝てしまった。

よっぽど疲れていたのだろう。


そして、次の日の朝を迎えた。