「これがキルの1番似合う服装かぁ…。もっとメイド服みたいなの予想していたのに。」
兄さまはあからさまに残念!という顔をした。
でもこの服装は私にとって結構気に入った。
あれ…。
もう、魔法出来る様になったから城下町に行けるよね?
兄さまはそれを察した様で“行こうか”
と言った。
私の返事はもちろん、行く!といった。
ライは“掴まれ”と言い手を差し出した。
兄さまはもうライの肩に手を乗せている。
私はライの手をとった。
「テレポート」
私たちは一瞬でサンサーラ樹から姿を消し、城下町へと移動した。
この世界の時間の廻りが早くてもう、5時ぐらいになっている。
それでも昼と同じぐらい賑わっている
すると周りから声が聞こえた。

