ーーーーーーー。


「綺琉!おーきてー!朝だよ!」


朝から騒々しいなあ。


ここ、私の部屋?



誰も居ないはず……。




!!!?そうだった。
異世界みたいなところにいるんだ。



『んー…起きてる。』



「毎回思うけど…朝に弱いよね。」



低血圧なんだからしょうがない。


ーーーーーっ?!


突然、何処から出てきたのか…


見るからに美味しそうな朝食が現れた!?


そんな出来事に綺琉はすっかり目が覚めた。


『な、なんで朝食が、現れ…た?』


ビックリしすぎて目が飛び出るぐらいに目を見開く。


「魔法だ。早く飯を食え。魔法の練習をするのだからな。」


そうだ…魔法の練習があるんだった!


綺琉は用意された朝食を急いで食べる


味わって食べたいが、しょうがない。


早く食えと言われたんだから。