悲劇の少女と最悪の予言

『もしかして、何か知っているの?』

私のない幼い頃の記憶…

それに関係している?


「あっちの世界に行くことで、障害が起きたのだろう。我も誤ってあっちの世界にいった時に、体格が変わったからな…。」

最後の方…トラウマにでもなったのだろうか?

「ヴィルはデブになったもんね〜。俺はあっちの世界にいった時に髪が異常に伸びたし。」



“あっちの世界”


ココは日本ではないの?

じゃあここはどこーーーーー…?

容姿が変わったことなんて、頭の中から消えた……。


『そうなんだ。

ーー今さら何だけどここは…何処?
起きた時に聞いたんだケド。』


あの二人がこのタイミングだ!
とばかりに服を持って来た。

その服に私はギョッとする。

なんと、ライの持って来た服は
黒いマントに、水着とゴスロリを混ぜたようなもの。

兄さまの持ってきた服は、薄い青に所々に焼けた後の様なあなが空いていて、メイド服みたいだ。


こんな服…誰でも着たくはないだろう。


「どっちか着てね〜?きない限り教えないよ?」

ーーそんな⁉

選べるはずがない…

と言うかどっちも着たくない。