悲劇の少女と最悪の予言

『///ここは、何処?ですか。』



二人の男は悲しそうな顔をした。



けど、その顔は一瞬だった。



「その質問は〜後にして♪自己紹介しようか。幼い頃の記憶を無くした綺琉に。」


え?



何故、何故わたしの名前を知っているの?



ーー誰にも言っていないはず…。
私のことをやっぱり知っているのかな?


『私の名前をなんで知って……。』



私は可愛くもないが、首をかしげる。


「その事は、まだまって順番に教えるから」