年上ヴァンパイア





「なったら…、私があなたのお嫁さんになったら……藤咲くんは助かる?」


「ああ、もちろん。」


「梨穏…バカなこと考えんな。
俺は、女に助けてもらうほど弱くねぇ。」


「でも…これ以上見てられないよ…。」


「大丈夫だ…。俺は負けねぇ。

なぁ、梨穏……頼みがある……。

俺に力をくれ…。
こいつに勝てるような力を…。」


藤咲くんは大魔王に刀をつきつけられながら、私にそういった。