年上ヴァンパイア





[数日後]


あれからも嫌がらせは続いた。

何度も能力を使おうとしたが、藤咲くんの“怪我をさせないように”
という言葉が脳裏をよぎって、なかなか使えなかった。

そして、今に至る。
昼休み、校舎裏で女子3人に囲まれる。


「アンタ、いい加減にしなさいよ。
優魔くんにアンタみたいな女が釣り合うと思ってんの?」


「そんな…。」


「早く離れなさいよ。」


そういわれ、頬に平手打ちをされる。