[数日後] あれからも嫌がらせは続いた。 何度も能力を使おうとしたが、藤咲くんの“怪我をさせないように” という言葉が脳裏をよぎって、なかなか使えなかった。 そして、今に至る。 昼休み、校舎裏で女子3人に囲まれる。 「アンタ、いい加減にしなさいよ。 優魔くんにアンタみたいな女が釣り合うと思ってんの?」 「そんな…。」 「早く離れなさいよ。」 そういわれ、頬に平手打ちをされる。