帰り道。


「ねぇ、刀で戦うのも、神様の戦い方?」


「ああ。
変だと思っただろ?」


「…うん、まぁ。」


「…おい、梨穏、ちょっと来い。」


急に腕を引っ張られ、抱き締められた。


「えっ…な…なに…?」


「危ない、悪魔がいる。
飛ぶからちゃんと掴まっとけ。」


「……うん…。」