年上ヴァンパイア





「ごめん。」


紫苑は私の頬を伝う涙を拭った。


「紫苑…。」


「もう離れない。
俺は梨穏を二度と離さない。」


「……うん。」


私が微笑むと、紫苑は私の額、そして唇に軽くキスをした。