年上ヴァンパイア





「なんか、元気ねぇじゃん。
さっきも悩んだ顔して寝転んでた。」


藤咲くん、なんでこんなにわかっちゃうんだろう。


「別に…なんでもないけど。」


「なんでもない?そんなわけねぇだろ。」


「ほんとになんでもない…。」


「言えよ。なんでも聞くから。」


急に優しい声になった。