「うああ~っ、もう無理!」 俺はペンを放って、髪をわしゃわしゃとかき、後ろに手をついた。 すると、輪が部屋を見渡して言った。 「何かここ、女の気配がする」 「へっ、へぇ?!」 思わず、ずっこけそうになった。 何で分かったの?