イジワルなキミの腕の中で



ドキドキと心臓がうるさい。


先輩といると寿命が縮まる。



気まずくて視線を外そうとすると、顎を持つ手にグッと力が込められた。



「んっ……」



顔が近付いて来たかと思うと、あっという間に唇を奪われて身動きが取れない。



ドクンドクンと心臓が激しさを増して行く。



顔に熱が帯びていくのがわかった。



直立不動に立っていることしか出来ない私の後頭部を、先輩は優しい手付きで撫でて来る。



胸の奥がキュンと疼いて


好きっていう気持ちが溢れる。



だけど、それと同時にすごく苦しくなった。