イジワルなキミの腕の中で



先輩がそんなことを考えているのかと思うと、密室で二人っきりだなんてとてもじゃないけど平常心でいられない。



私にはまだハードルが高すぎる。



「いつならいいんだよ?」



先輩は唇を尖らせながら、すねたような目でじとっと私を見る。



い、いつって……!



「そそそ、そんなのっ、わかりませんよ!」



聞かれたって答えられるはずがない。


っていうか


そんなこと聞かないでよー!



「俺、光流みたいに我慢強くないから」



「えっ……!?ひか、る先輩って……?」



わけがわからなくて首を傾げる。


なんでここでも光流先輩が出て来るの?