イジワルなキミの腕の中で



「そう?何かあったらいつでも相談してね?」



「はい、ありがとうございます」



何かと味方をしてくれる智沙先輩。


優しいなぁ。


やっぱり素敵だよ。



「何かあっても智沙にだけは相談すんなよ」



航希先輩は不貞腐れたように言った。


きっと仲は悪くないんだろうけどさ。



「航希のことは気にせずに何かあったら言ってね。さ、あたし達も勉強しよ。じゃあね萌絵ちゃん」



「あ、は、はい!」



颯爽と言って去ろうとした智沙先輩にペコッと頭を下げた。