ダンッ 「えっ?ちょっ……」 背中には壁。 目の前には航希先輩のドアップ。 唇が触れそうなくらいのスレスレの距離に鼓動が大きく音を立て始める。 ドキドキして ソワソワして 胸がキューッと締め付けられて 落ち着かない。 鋭くて大きなその瞳は真っ直ぐに私を捉えていて それだけでたちまち何も言えなくなる。 全身が航希先輩の存在を感じて全神経がそこに集中しているみたい。 真冬だというのにドキドキして全身が熱い。