イジワルなキミの腕の中で



昼休み



央太に相談してみたけど“萌絵は気にするな”だって。


余計気になるって!



そう言ったけど央太はそう言って聞かなかった。



心配して言ってるのに、なんて冷たい奴なんだ。


央太のくせにっ。



しつこく食い下がっていると玲奈にまで言われてしまった。


いつもは私の味方をしてくれる玲奈も


この時はなぜか央太の肩を持っていたから余計に気になった。



もしかしたら二人は何かを知っているのかもしれない。



私には言えないってことね。


秘密にされたことがなんだか寂しかった。



「先輩のとこ行くんでしょ?早く行かなきゃ昼休み終わっちゃうよ!」



「そうだそうだ。早く行け」



なんて私を追い出そうとする始末。


言われなくても行くけどさ。



でもさ


二人して邪魔者扱いすることなくないですか?