イジワルなキミの腕の中で



過去を思い出していた私は、玲奈のその言葉にハッとした。



「ク、クリスマス、プレゼント……?」



ヤバイ、すっかり忘れてた。

というより、頭になかった。


一緒に過ごせるかってことでいっぱいだったから、そこまで気が回らなかった。



「まさか……忘れてたの?」



青ざめる私の耳に、玲奈の呆れたような声が響く。



「えへ、そのまさかです」



すっかり忘れてました。


でも、まだ時間はあるし!


今度見に行こう。



それなら一緒に行こうってことになって、テスト最終日に玲奈と買いに行くことになった。