イジワルなキミの腕の中で



でも、央太の態度を見てたらわかりそうなもんだけど。


わからないのは、本人だけってやつ?



「クリスマスに誘われたんなら、確率は高いじゃん!」



「ム、ムリ……今さらだけど、萌絵のことを尊敬するよ」



「えー、なにそれ」



「橘先輩に毎日告白しに行ってさー。私は、断られたら当分は立ち直れないよ。それなのにめげずに毎日って……今なら萌絵の辛さとか苦しさがわかる」



「まぁ、確かに辛かったね」



思い出すと胸が疼くけど、今ではそれも良い思い出と言えるまでになった。



時間が解決してくれるって、本当にその通り。



「それに、プレゼントも迷っちゃって。萌絵はもう買ったの?クリスマスプレゼント」



「え!?」