「気になってる!」
さらに真っ赤になった玲奈は、ほとぼりを冷ますように野菜ジュースを一気に飲み干した。
そんなに真っ赤になっちゃって、本当に可愛いんだから。
「違うでしょ?好きなくせに〜」
“気になってる”だなんて、素直じゃないんだから。
クスッと笑って玲奈を見ていると、面食らったような顔で“はぁ”とため息を吐いた。
「ついさっきまではそう思ってた。けど、萌絵に聞かれて……す、好きって気付いちゃった」
目を潤ませながら言う玲奈は、本当に本当に可愛くて。
恋する女の子ってこんなに可愛いんだ。
私は玲奈のように可愛くなれないよ。



