僕の季節

 僕は一生懸命逃げたんだ。
そしたら衝撃が強すぎたからなのかわからないけど、僕の頭は首の根元からちぎれてそのまま風に乗って空高く飛んだんだ。
体は鬼ごっこで逃げてる途中のまま固まってたんだ。

 みんな僕を見てたんだ。
頭と体を交互にね。

 僕はいま初めて空を飛んだんだ。
とても気持ちよかったんだよ。

 僕は友達に向かって言ったんだ。

「また僕の季節に会おうね」

って。