その日の放課後。



ドアから顔をのぞかせた坊主少年がいた。


心なしか顔が赤くなっている。



その姿を見た瞬間、由紀乃までもじもじしだした。





あれが湊くんか……








もじもじもじもじもじもじもじもじ