赤くなった顔を隠しながら、研磨くんに体当たりをする。 「いった、なにすんの!」 「うふふ、ラブアターック!」 「嬉しくない愛情表現だ…」 そう言いながらも、研磨くんは私の手をきゅっと握る。 夕焼けに染められた廊下が、いつもよりきれいに見えた。 「キスしたのってなんで?」 「いきなり聞くのやめろよ!」 「ねえなんで?なんで?」 「好きだったからに決まってるでしょ」 「……」 「あ、真っ赤」