「愛されてるねえ、さちちゃん」 「えっ、どういう意味だったの?」 「自分で考えなよ」 由紀乃も湊くんも意味がわかったようで、にやにやしている。 「あ、今からみんなで何か食べにいこうよー」 言ったのは紘くんで、研磨くんもそれに賛成している。 「ちょっとまって、どういう意味なのー!」 みんなが笑いながら、教室を出る。 「ほら行こうよ、“さち”」 …今さちって!