「…“恋”、だよね」 「えらいえらい、ちゃんとわかってるじゃん」 研磨くんの笑顔をみると、胸がきゅっとせまくなる。 春男君と対面したとき、優しく慰めてくれた。 温かい指で涙を拭われ、その温度に胸が高鳴った。 キスをしたとき、唇だけじゃなくて心も奪われた。 平野さんと話していると、なぜだか胸が痛みだす。 全部全部、“恋”だよね。