I love you

そんなこんなで、それぞれ、帰り道についた。





私と隼人は同じ方向だが、あとの二人は、みんなバラバラ。




駅でバイバイをし、二人きりになった。





「あのっ!」
「あのさっ、」




二人の声が重なった。




「先、どーぞっ!」



「そちらこそっ!」





と、言われた私は話した。