【短編】思い出

確かに慧はすくって入れたはず・・


なのに居ない。


そういうことだ??


するとおじさんがいきなり笑い出して


「お兄ちゃん残念だねぇ。金魚は逃げ出したよ?」

「「はっ!?」」


金魚はまたみんなの元へと戻った・・らしい。


って事は・・


「おごり無しッッ!!よっしゃぁ!」

「うそだろーー!?金魚のバカぁー・。」


こうして結局金魚は2人ともすくえずにおごる話も無くなった。


俺たちはまた屋台が並んでる道をトボトボ歩いている。


「慧これからどーする?」

「とりあえずカキ氷食べよ・・」


慧はさっきの出来事が余程悲しかったのかもうさっきまでの元気が0になったみたいだ。


まぁ俺的にはその方が静かで良いけど?(笑)