君が居れば…


『麗美は、雅士に “ 遠距離するぐらいなら別れた方がマシや” って…そやってゆうたら、雅士は悲しそうな顔して “俺の事信じれやんか?俺はお前の事こんなに好きやのに、お前はそれを否定するんか?”って…。麗美は雅士を信じれやんくて、雅士を傷付けて…』

思い出すだけで涙が大量にボロボロと

足に零れ落ちる

『そっからの雅士は、喧嘩ばっかするよぉになって…学校でも問題児扱いされて。学校もだんだん来やんくなって、この辺で有名な先輩とかと絡み出した。
道端で会うても、麗美と顔を合わそぉとしてくれへんだ…』

きっとこの時に龍哉たちも、雅士と

絡み出したんだろう、と思った

『雅士は麗美のせぇで笑わんくなった。ずっと、何をするんも悲しそうな顔をしとった…。だから、雅士をそんな風にした麗美なんかが人生楽しんだらアカンって…わろたらアカンって…。何もかも適当にしとけば苦しむ事もないやろって思て、学校生活も適当に過ごし始めた』

〔雅士のわろた顔好きやで〕

〈俺も麗美の笑っとる顔好きやで〉


雅士がゆうてくれた麗美の笑顔も…

麗美の好きな雅士の笑顔も…全部…

全部…麗美が奪ってしもた…

ホンマにごめんな…