君が居れば…


「あれ⁈ 誰かおるやん!」

「あ!ホンマや!珍しっ!」

楽しそうな声の主たちが麗美を見つけ

騒ぎ出した


うるさいなぁ…


明らかにヤンキーみたいなその人達は

麗美の方に近付いて来た


「お姉ちゃん!何やっとんのこんな真夜中に1人で」

「お姉ちゃんタバコ吸ったアカンやん!笑」


もぉ、うるっさいなぁ…

『ええやん。ほっといて』

「冷たっ!笑」

そのツッコミにみんながゲラゲラと笑い

出した


あ〜もぉメンドくせぇなぁ…


「おい。お前ヒマなら俺等と遊ばんか?」


はぁ?

コイツ何や急に


『遊ばんから。今から帰るし。じゃっ』

そう言って立ち上がると

「おい」

遊びに誘って来た男が麗美の腕を掴んだ

『ちょっ…何なん急に。離してさ』

「ムリ。お前だけは絶対帰せへん」

『はぁ?意味わからん。何なんホンマ。アンタ誰なん。急にやめてくれへん?』

ため息混じりにゆうと、

「○○高校の龍哉」

何故か軽い自己紹介をした


いや、誰も名前教えろゆうてへんやん…

ホンマわけわからん

さっさと帰ろ


麗美は腕を思い切り振り払って男たちの

声を無視して家に帰った