君が居れば…


龍哉「ーー…ぃっ!おいっ!麗美!」


ハッーー


気付くと、龍哉の顔が間の前にあって

龍哉に肩を揺さぶられていた

『ぁ…あぁ、ゴメン。ボーッとしとった』

立ったままボーッとしていた麗美は

適当な場所に腰を下ろした

皆の方を見ると、何故か悲しそうな顔で

麗美を見ていた

『え。何?』

俊「いや…お前さ…」

麗美の問いかけに、俊が言いにくそうに

眉間にシワを寄せる

太一「麗美…何で泣いてんねや?」

苦しそうな顔で麗美を見て言った


は?


手を頬に当ててみる


な…んで…?


そして頬に当てた掌を見た

掌は涙で濡れていた…

訳がわからなくて、溢れ出る涙を手で拭う

それでも麗美の涙は止まる事なく目から

溢れては、あぐらをかいた足に零れ落ちる


な…んでな…ん?

何で…涙なんか…


ガシッーー

目がヒリヒリするほど強い力で

目を拭いていた麗美の腕を龍哉が掴む

龍哉の顔は凄く寂しそうで…それでいて

苦しそうだった…

『りゅ…や…』

龍哉「お前何を抱えとんのや?」


え…?


龍哉の言葉の意味がわからなかった

いや…心当たりはあった

でも、それを龍哉が知っている筈がない

ましてや、気付く筈もない

だってヒントになる事は何もないから…

龍哉「俺にはお前が何を抱えとんのかわからん。でも、お前が何かを抱えとんのは目を見ればわかる」


目…

何で目なんかで…