君が居れば…


「ちょっとアンタ等、もうちょっと静かにしなよ。一応授業中やで」

近くに座っていた果穂に注意をされた

果穂は麗美と3歳から仲が良い、いわゆる

幼馴染みってやつ

面倒見が良くて、頭が良くて、オマケに

性格も良い

『コイツが喋りかけてきたからコイツが悪い』

晃基を指差しながら言った

晃基「は?どうせお前俺が喋りかけやんくても授業中うるさいやん」

笑いながら弁解する晃基

『はあ?別にうるさくねぇやん。お前のがうるせぇわアホ』

晃基「アホ?麗美より断然頭良いから。お前よりアホな奴なかなかおらんからな」

『あっそ。別にアホでも何でもええし』

本気でない口喧嘩に周りが笑い出す

果穂「だ〜か〜ら〜!静かにしなってば!」

果穂がさっきより大きな声で注意した

『「だってコイツが!」』

息ぴったりの麗美たちはお互いを指差し

ながら果穂に必死に弁解する

その瞬間、また教室中にドッ、と笑いが

起きた

「お前等、2人で漫才師でも目指せるんちゃうか?」

今は麗美がこの学校で1番嫌いな先生の

授業最中だった

そのハゲデブは笑いながら訳のわからない

ことを言い出した

『わけわからん』

麗美は真顔でそう呟いた

その瞬間、ハゲデブは露骨に嫌そうな顔をした