ブルルルーー
龍哉「道案内よろしく」
『あ。うん』
麗美の返事を聞くとバイクを発進させた
途中、次右!などと案内しながら麗美の
家に向かった
『あ。ココ』
麗美が自分の家を指差すと、龍哉は
麗美の家の前にバイクを止めた
龍哉「おい、降りへんのか?」
想像より早く家に着いてしまった麗美は
バイクの後ろに跨ったままボーっと
してしまっていた
『あ…ごめん降りる降りる』
ハッと気付いてバイクから急いで降りた
『ありがと…』
龍哉「おう。俺の方こそ無理やり連れてったりして悪かったな」
『ううん…ええよ』
少し申し訳なさそうに龍哉が言うので
笑顔で大丈夫だ、と伝える
『じゃ、ありがと…』
龍哉「おう…」
そう言って麗美は玄関の方に歩き出す
龍哉「あっ!」
急に龍哉が何かを思い出したかのように
叫んだ
麗美は龍哉の方を振り返った
龍哉「何かあったらすぐ連絡しろよ。お前のことは俺が守ったるから」
急に意味深な事を言い出した龍哉
『え。うん…ありがと」
そう言って家の中に入った
まさかこの時すでに麗美の闇に気付いて
いたなんて…
この時は思いもしなかった…
