ﾐﾗｸﾙ89％ﾄﾗﾍﾞﾗｰｽﾞ

夜の10時パーティーの集合時間。


私たちはおめかしをしてｴﾚﾍﾞｰﾀｰでﾛﾋﾞｰに下りた。


パーティーの準備はもう出来ていて、行くなりｼｬﾝﾊﾟﾝを渡された。


もちろんこんなパーティーは初めてだった。

見渡せば日本人はほとんどいなくて、欧米人ばかりだった。


日本人が珍しかったのか、欧米人たちにカメラを向けられた私たち３姉妹。


そんなこんなで、カウントダウンが始まった。

みんなで、スクリーンを見ながら１分前から英語で…
スリー・ツー・ワン

ハッピーニューイヤー！！

みんなが叫ぶと、
上からたくさんの風船が落ちて来た。

ホテルマンは花火を振り回し

それはまるで夢のような光景だった。