放課後。
翔汰くんに一緒に帰ろうと言われたけど、一緒に帰る気になれなくて… 
用事があるとだけ言い、1人で帰ることにした。



…あれ?家の前に誰かいる…?

よく見ると翔汰くんだった

心配して家まで来てくれたんだ、そう思った

静かに近づいていった

「翔汰く…ん?どうしてここに…?」

翔汰くんは真顔で答えた
「用事は?」

…あ-----------

「えっ…と、図書館に行く用事だったんだけど今度でいいかなって…」

翔汰くんはニッコリとした笑顔で
「そっか、じゃあ明日一緒に帰れる?」
と返事した

うん、と答えて家に入った。

怖く感じた。


とりあえず…愛に言わなきゃ…
lineで全てを伝えた


そして、隼人にlineを送ることにした
『なんで無視したの?ひどいよ〜笑』
悟られないようにいつものようにふざけた文章で。

『ピロリンッ』
…隼人からだ

『もうline送んな』

…え?

『ピロリンッ』

『それと話しかけんな』

------------え?

何が起こったのかわからなかった


愛に伝えよう。
隼人のLineの内容をスクショし、愛に送った


何が起こったの?
それだけが頭の中にあった

『ピロリンッ』

愛からかな?と開いてみると
翔汰くんだった

『大好き。一生離さない。』

励ましてくれてるのかな…?
ありがとね翔汰くん…

『ありがとね』
とLineを送った後、眠ることにした