帰りの会...


「りなこっ」
「ん???」
「もう片想いでしょ?
先輩のコト」
想いかえせば、いつも先輩ばっかり
目が合うとドキッとして
会えなかったら悲しくて
後ろ姿見るだけで抱きつきたくなる
女の子と先輩が話してるのを見ると妬いちゃう
先輩がいると目で追いかけちゃう
......って...片想いなの?
気になってるんじゃなくて
好きなの?大好きなの?かな?
不思議だなぁ...
「どうなのよ?りなこ」
「片想いかも?好きかも。大好きかも。」
「うん!片想いだね。
かれん。かれん精一杯応援するっ」
「ありがとう!」
当たり前って言って教室に帰っていった。
「さよなら〜」
挨拶をしてみんな教室から出ていった。
「りなぁァァァ」
廊下を走りれい私の名前を呼んでいる
「れいぃぃぃぃ」
私も大きな声でれいの名前を呼んだ
ぎゅーーー
「さてぇ、帰ろ!」
「いいけど......」
れいが首をかしげた
「先輩待ちたいっw」
「全然いいよっ」
2人で昇降口に向かった
「あ、あれ先輩じゃない?」
「そう、そうだ-
行こいこ」
私とれいは先輩の後ろを歩き門をくぐった
「アッー!し、あ、わ、せ」