浮き輪のウワキ野郎の監視下での生活。

3日目。


私の精神はズタズタのボロボロのズタボロリータ。

本当に辛かった…読書感想文、地獄だった…。


どこがどう地獄だったのかというと、ここがこう地獄で、そこがそう地獄で、あそこがああ地獄で…。

まあ、とりあえず地獄だったわけだわさ。


とにかく、読書感想文に一日もかかってしまったのであーる(えばり)。


あ、そういえば、声は治ったよ。


「で、ウワキさんよぉ…、今日は何をすればいいの」

「今日は……この前の数学の続きをいたしましょう」


何故か、感情を逆撫でするような言い方で言う、浮き輪のウワキ。


だから、その声は一体どこから出ているんだよ。

口も喉もないのに…。


「教え方は、この前、ワタクシがきちんと教えたはずなので、出来なければ…罰ゲームです」

「は??罰ゲーム???」