その浮き輪に唇を付けた瞬間、

それは光った。

何か蛍光灯でも入ってたんかな?


まあ、とにかく眩しすぎて、私は倒れたなう。


そして、目が覚めたら、私は見慣れた自分のベッドの上。


なんだあ……今の最悪な出来事は夢だったんだね。

かなり最悪な夢だったなぁ…まさか、浮き輪とファーストキスだなんて………。


ありえなさすぎるわwww


と、内心失笑していると、何か私の隣に違和感がある事に気づいた。

ビニール?みたいな素材で、なんか風船みたいな感じのするものが、手に当たっている。


何だこれ。