ファーストキスは浮き輪でした。

…普通に挨拶してきやがったぞ、この老廃物母上………。

ちょっとは反省しろよ!!!

なんでいつも通りに接してくるんだよ!!!

意味わかんないっつーの!!!


と、脳内でウオオオオオオオオと雄たけびをあげたくなる程怒り、


「フ○ック…」


と、小さく私は呟いた。

めっちゃ小さく。

めっちゃスモールに。


「今…何か聞こえたような……」


ひぃ、バレた…。


「な、なんでもないです~♪ふんふんふ~ん」


鼻歌で誤魔化す私。

そんな様子を、私に抱きかかえられながら、ずっとしかめっ面(顔ないけどね!)で見届けるウワキ。