ファーストキスは浮き輪でした。

んあ?


「どしたの、みいちゃん」

「め、めめ、めいちゃんの方がどうしたの!?」


まるでゴキを発見したのかのように、おたおたする。

なんでぇ?


もしかして、やっと私のパジャマのオシャレさに気付いたとか?


「そそそ、そそれじゃあ殺人犯になってしまうじゃない!」


えっ、違うの?

私のパジャマの素晴らしさに恐れおののいたんじゃないの?

えぇ?


「でもテルシスト人間みたいに頭良くないからいいんじゃね?」

「確かにそうだけど!」


あ、それは肯定するんだ。


「じゃあどこが駄目なのだわさ」

「こんなゴミクズみたいなはしたなくて下品でナルシストでインテリぶっているクソみたいな人間でも、

殺したら犯罪なんだよ!?

こんなゴミクズみたいなはしたなくて下品でナルシストでインテリぶっているクソみたいな人間を殺して、

警察さんに捕まってしまうめいちゃんの姿なんて……見たくないのっ!!」


みいちゃん………!


テルシストのこと、ボロクソに言い過ぎ…!!