ファーストキスは浮き輪でした。

「私、夜逃げ経験あるから分かるよ!!」

「「「えっ」」」


何!?

みいちゃん、夜逃げした事があるの!?


「夢でね!!」

「夢かーい!!!」


みいちゃんに素早くツッコミを入れる私。


やっぱりみいちゃんといい、ウワキといい、凛子といい、

私をツッコませようしていない?

気のせい?

気のせいですよね?


「とにかく、闇金は駄目ー!

もっと別の案を出そうよ!」


別の案…。

あっ!そうだ!!


「テルシスト殺そう!そうすれば眼鏡の弁償しなくていいじゃん!」

「ナイスアイデアです、笠原めい様。

早速、このどこからともなくワタクシの懐から現れたバールのようなもので殴りましょう」


そう言って、本当にどこからともなくウワキがバールのようなものを取り出した。


「いっくわよー…、1、2の…」

「ってストーップ!!ストップ!!」