ファーストキスは浮き輪でした。

「10年前ー……といやあ、この子の夫が死んだときだっけなあ」


排泄物ばーちゃんには似合わぬ、辛気臭い(どれだけ臭いかっていうと、排泄物くらい臭い)顔をして、鼻ちょうちんつくって寝ている老廃物母上を見詰める。


排泄物だの老廃物だの、なんだか色々汚くなってきたなあ、この小説…。

え?全部私のせいだって?


そんな事は置いておいて!


老廃物母上の夫……つまりは、私のお父さんの事だ。

お父さんも、10年前にあの元糞教師によって殺され、死んでいる。


あの糞教師ほんまに糞。刑務所に入ればいいのに。

あ、入ってたわ。


それにしても、嫌な事を思い出してしまった。


「あ、やっべ、この話、めいちゃんのトラウマだっけ?

あ、ごめそ」


……排泄物ばーちゃん、やっぱり軽い。


ていうか、その発言はこの糞ギャグ小説だから許されるわけだけど、

現実でそれ言ってたらガチで殴るわ!!!!