ファーストキスは浮き輪でした。

とりあえず、時間がもう午後の五時半を回っていたので、今日はお開きという事となった。


これから、私にはウワキの監視のない、元の生活を送る事が出来る。

そう思うと、安心すると同時に、どこか物足りなさを感じた。

んなまさか。

んな平将門。


時計が七時を回ったところで、老廃物母上が帰って来た。


「おかえり~(老廃物)母上」


私は、めっちゃ小声で老廃物、と言った。

めっちゃな、めっちゃ小声やで。


「ただいま~めい。

あれ…ウワキさんは…………?」


ぎくりんちょ。


「ど、どこかへお出掛けしちゃったぁ~」


咄嗟に嘘を吐く私。


「その顔は、嘘ね」


即効で見抜かれた!!