ファーストキスは浮き輪でした。

バコベシッドギャシッメリメリメリ、ゴヴァギャ、ドギャスッ!!!!!

という音と同時に、私の頭にハリセンボンが刺さった。

ビチビチ言っとる。


…。

…。

…。


「もう限界だああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」

「!?」


私の雄叫びのあまりのうるささに、ウワキが耳を塞ぐ。

塞ぐ耳も、塞ぐ為の手もないんだけどね!!!


「もう嫌、何で!?何でハリセンボンで殴られないといけないの!!!??

本当に無理、生理的に無理、私的にも無理、歴史上アウト!!!十中八九アウト!!!四方八方虎視眈々魑魅魍魎っっっ!!!!!!!」


適当に思いついた四字熟語を並べる私。



「ハリセンならまだしも、ハリセンボンってなんなの!?

どっから持ってきたの!?ていうかどこに持っていたの!?

ていうか、持っていてなんで浮き輪に穴が開かないんだよ!!!穴開けよ!!!!!

くそがくそがくそがくそがああああああ!!!!!!!


意味わかんないよ、本当に意味わかんないよ!!!せめてハリセンにしろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!魑魅魍魎っっ!!!!!」