「あー、なんかいまだに夢みたいなんだけど」
なおは顔をパチパチ叩いている
「うん。魔法とか本当にあったんだな。」

「まぁ、とにかく今は各自部屋に戻って、集合時間になったら食堂いこー。」

しょうはそう言いながら階段をおりる。

「それにしても、杖欲しかったな~」
あゆのがブーブー言っている。

「でも、荷物になるだけじゃない。」
りなが静かに言い放った。