─次の日─

この日からあたしたちに戦いの幕が上がった。

「梓!おはよう」

あたしは校門で梓を待っていた。

「…おはよ」

元気の無い返事だった。

ガラガラ

教室のドアを開けた。

「真由!おはよう〜」

夏実と美優が迎えてくれた。

バタン!!

梓が倒れていた。

「いったいなぁ!!足おれたらどうすんだよブス!!」

様子から見て桐島愛実が転ばしたようだ。

「愛実に謝れよ。」