ごちそうさまでした」

ティアのおいしかった~。卵スープとパンだった。

パンはティアの手作り。すごいな~

「そういえばティア、

今日ってどこいくんだっけ?」

「魔法屋さん。杖買いに行くって何回もいったのに…」

そうだっけ??記憶にございませ~ん

でも思い出した!!

来週から魔法学校行くから杖買いに行くんだ!

楽しみだなあ~なんてティアにも話すと

真剣な顔にして、

「雨女の能力はできるだけ抑えてね、

じゃないとみんなが死…悲しむから」

「わかってるよ」

人間は雨が嫌いなんだってだから雨女の力を

抑えなきゃいけないの。

ていうか今ティアがなにかいいかけて

いいかけた違うことを言ったよね?

まーいっか。よくわかんないし。

9才にはそんな頭脳はないの。

でもときどきティアって変なんだよね…

とにかく早く杖買いにいこー!

「ティア!レッツゴーだよ!レッツゴー!」

わくわくした気分でドアを開けた。

だって杖で魔法を使えるようになるんだから!

魔法なんてすっごく憧れだった。

ああー!!!!楽しみすぎてくるっちゃいそ~