平凡少女とワガママ男子の成長日記

「“仮”でしょ……か、“仮”だもん」


「ほら、気にしてんじゃん」


“仮”という壁がわたしたちを邪魔する。


いつだって高くそびえ立つんだ。


「“仮”って……いう、こ、言葉が……怖くて」


言葉が詰まってうまく話せない。

そう、怖かった。怖かったんだ。