あめのひ

はじめは雨で、それからゆっくりと闇になっていきました。

彼は近くにあったものをきゅ、とつかみました。

それは昨日あった、あめのひにあった犬でした。

犬は悲しそうに顔をぐちゃぐちゃにしていました。

涙をぽろぽろとこぼしていました。

それからわん、とひとつ鳴きました。

こころがあったかくなったような気がして彼はわらいました。

それから起きました。