想空色 ~そらいろ~

「いや、俺は大丈夫。」

それだけ言って俺は足早にその場から離れた。

やば、無愛想だったか。

まだ少しドキドキがおさまらない。

少し汗ばんできた。

「あ、名前聞くの忘れた。」

大事な事を聞かずに俺は逃げてきてしまった。

また、探せばいい。

俺はこの高校生活、少し期待をしながら
新しい教室に足を運んだ。