10分後…。 飛び出してきちゃったけど、気になるよ…。 初音は再び廊下に戻っていた。 廊下には誰もいない。 花子さんと元樹君、何しているのだろう。 初音はゆっくりと、そして静かに1組に近づいて行った。 高まる鼓動。 溢れる緊張感。 もし、花子さんと元樹君が…。 ドキドキ。 ドキドキ…。 扉まで来ると、ガラス越しにそっと中を覗く。 しかし覗いた瞬間、体中の力が全て抜け落ちた。